活動紹介

活動趣旨について

地球環境の悪化は、テレビや新聞等で毎日のように報道されるようになりました。ツバルのような小国な島国の海面上昇、北極の氷が解けることによる北極グマの餓死、オーストラリア、アフリカなどの干ばつ、欧米のハリケーン・洪水、すべては経済産業発展による地球温暖化がもたらした人類の責任です。私たちひとり一人が加害者であり、被害者である地球破壊。そして日本でも気候変動により、漁猟地域の変化、亜熱帯地域への移行等、影響が見られるようになりました。「遠い国の出来事、自分には関係ない」ではすまされない現実がすぐそこに迫ってきています。地球温暖化の原因であるCO2の排出量は、産業分野では排出量の削減、省エネ技術の開発等の努力により抑えられてきていますが、家庭やオフィスからの排出量は増加しているのが現状です。
ペットボトルは便利な容器のため、使用頻度が年々増えています。しかしリサイクルで再利用されるのは、本体部分だけでキャップは廃棄物として捨てられています。焼却処分されると400個で約3,150gのCO2が発生します。また世界では1日に約4,000人の子どもたちがワクチンを接種できずに死亡しています。これも地温暖化による干ばつや洪水が原因のひとつになっていると言われています。
私たちは、捨てられているペットボトルのキャップを集めて、リサイクルメーカーに売却し、その売却益を『認定特定非営利活動法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)』に寄付させていただき、世界で救いの手を必要としている子どもたちにワクチンや医療物資等の必要なものを送っています。また、キャップをとおして自立支援センターへの支援、学校・企業への環境教育のお手伝いをさせていただいています。

私たちの3つの活動について

CO2の削減と素材の再利用キャップリサイクル

ペットボトルのキャップは多くが燃えないゴミで処理されています(自治体によっては資源ごみ)。キャップをプラスチックゴミとして焼却処分すると400個で3,150gのCO2が発生します。キャップをボトル本体と分別することで別々の素材になるので再利用が可能です。キャップを分別回収することで再資源化を促進し地球温暖化防止に貢献しましょう。分ければ資源、混ざればゴミ!

病気に苦しむ子どもにワクチンをワクチン寄付

世界では今、1日に約4,000人の子どもたちがワクチンを接種できずに死んでいます。当団体は社会貢献活動として集めたキャップをリサイクルメーカーに売却し、その売却益を「認定特定非営利活動法人世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」に寄付させていただき、この団体を通じ、世界で救いの手を必要としている方々にワクチンや医療物資等の必要なものを贈らせていただくお手伝いをさせていただいています。キャップ約800個でポリオ(小児麻痺)の子どもが一人救えます。

分別作業を通じて障がい者の支援

現在、ほとんどの障がい者施設では、障がい者の方々が行う仕事の量が激減しているようです。障がい者の人たちが生活していく中で、社会に参加しているという意識をもつことが大切といわれています。「キャップの貯金箱推進ネットワーク」では障がい者の皆さんに、異物除去作業等の仕事をしていただくことで自分たちが社会に参加しているという意識をもっていただき、自立していくことへの支援ができればと思っております。

提携障がい者施設について

社会福祉法人足立邦栄会
生活介護事業所 こまえ工房こだち
〒201-0001
東京都狛江市西野川1-1-8
03-3488-8115

社会福祉法人 森の会
広域地域ケアセンター バオバブ
〒203-0011
東京都東久留米市大門町2-13-11
042-474-7895
http://www.morinokai-baobab.org/

社会福祉法人 恩賜財団 東京都同胞援護会
さいわい福祉センター
〒203-0052
東京都東久留米市幸町3-9-28
042-477-2711
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~saiwai/

パンフレットのダウンロードはこちら

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